九頭竜化石発掘体験場の特徴①
~ 多様な地層群 ~
和泉地区を中心とする九頭竜川上流域には、古い順に飛騨変成岩類、古生代のシルル紀からペルム紀の地層、中生代ジュラ紀中期から白亜紀前期の手取層群、そして白亜紀後期の足羽層群相当層などが広く分布します。
また、大野市南部から九頭竜湖の南西部にかけては、飛騨外縁帯と呼ばれる東西方向に走る大規模断層で挟まれた古い地質体があります。
飛騨外縁帯は他の地域では見られない特徴的な化石を多産し、これまで世界的に先進的な研究が行われた貴重な地域です。
九頭竜化石発掘体験場では、和泉地区の多様な地層を活かし、それぞれ違う時代の化石発掘体験をすることができます。
現在は下記地層の岩石を使用し発掘体験を行っております。(H26.4現在)